螺子と釘

大学生による、趣味<映画、漫画、音楽など>についてのレビューや紹介

トークイベント

NHK ジョブトークに昨日行ってきました。

働いている方のお話を聞くことは大変面白いので、このような機会を見つけたら、また参加したいなと思いました。

 

また、三回生ということもあり、お話を楽しむだけでなく、就職などと結び付けて、考える時期にもなってきました。

 

あまり、この業界の仕事に就きたいという欲求はあまりないですが、有意味でやりがいがあるような仕事には憧れます。(有意味だからこそ、その企業は存続しているのだと思うが、ここでは個人的な感覚として、有意味といっている。)

 

そして、昨日お話を聞いていて、NHKで働くことは、有意味でやりがいがあるように感じた。実際、テレビの、公共放送の影響力はかなり大きいと思う。

その一方で、言葉が人を傷つける側面についても聞き、メディアの難しさも感じた。

 

それは、事件などが起こった際に、どれくらい正確に言葉で、現場を描写すべきかということについてでした。

 

多くの人は、ニュースの情報をできるだけ詳しく、知りたいと思っているかもしれない。

その一方で、その事件の被害者や被害者家族はその言葉で、傷つくこともあるし、忘れられ言葉として、残ることもある。

 

実際の例として、ある事件の被害者について、表現されたとき、リポーターの方が”黒焦げになった死体が3人・・・”といわれた。

後日アナウンサーの方がその遺族と対談する機会があった時に、遺族から”一年経ってもその言葉が忘れられない”と言われたようだ。

 

言葉というのは、特に話し言葉において、即時的な側面が大きいと思う。

それゆえに、言葉を発する側が、受け手のことを十分に想像、考慮して、モノを言うのは難しいのかもしれないが、事前にこのいうことを肝に銘じて、覚えておく事は非常に大事な気がした。それは、私たちの日常にも当てはまると思えたからだ。

 

また、東日本大震災以後、災害報道についての考え方が少し変わったそうだ。

 

事前報道と事後報道という2つの分け方出来るようと考えた場合、事前報道に力を入れるようになったということだ。

実際、この間の台風の報道もそういう側面は確かに強く感じた。

 

これは、予防というか、事前に呼びかけ、想定してもらうことで、各自に適切な行動を引き起こしてもらうことで、救える命が増えるのではという考え方だそうだ。

 

ある出来事から、学び、これからに活かしているのは素晴らしいなと感じた。

 

おわり。


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