とある町②
とある町に行ってきた。
卒業論文のデータ集めのためである。
そこで感じたことを書きたいと思う。
その町は、高齢化率が40%を超えている町である。
私はその町でインタビューなどを行っていた。
そこで感じた驚きが、高齢者の活力だ。
とても元気なのだ。逢う人、会う人に楽しげに話しかける。
「よく来ました」と大きな声で迎えてくれる。
自分の趣味や、話を元気に話す。
私の活力の3倍はあるのではないかと感じた。
同時に、危機感を抱いた。
じじいに負けている場合ではないと。
これはすごく重大な実感であった。
じじいに元気で負けているのだ。
相手の方が3倍も強いのである。まさに完敗である。
活力というのは、あればあるほどいいと考えるようになっている。
そして、いかに滲み出るかが大事だと思う。
どうすれば活力を増やし、より滲み出せるのかが大事な問いである。
これは慣れではないかと思う。
最初は意識して、
過剰にでも持つことを意識するしかないと思う。
そして、そのためには心の中でいくぞと気合を入れることだ。
精神論は嫌いだが、とりあえずこれを意識していくつもりである。